自助努力による住宅地区改良事業

すなわち,ジェントリフィケーションは都市内部地域,とくにインナーシティにおける住宅市場の更新がどのような経済・社会・政策的
状況の元に行われ,郊外住宅地との関係を含めて,住宅消費者がどのような居
住意識をもって居住地選択を行うようになってきたのか,今後の課題である。

また,ジェントリフィケーション以外にもインナーシティにおける都市内の
地域改良事業として,コーポラティブをあげることができる。前述のカンポン
とは自助努力による住宅地区改良事業であるという点で,似た性格のものとも
いえるが,平山(1991,1992,1993)は,現在逼迫したアメリカの住宅事情に
おいて新しい住宅の方法として“非政府”そして“非市場”の独立した“サー
ド・アーム”として存在するコミュニティ・ペースト・ハウジングのひとつと
してコーポラティブ・ハウジング(コープ住宅,組合住宅)を紹介している。

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コープ住宅の所有形態は特徴的内容で,非営利法人のコープ住宅組合である。
「居住者は住宅を直接的に所有するのではなく,組合の株を保有し,組合員と
なり,組合から居住権を付与される。一般的に入居時点に株を購入し,入居後
は住宅使用料を支払っていく。(中略)居住者の代表はボード(理事会)を構
成し,入居者の選定,住宅の維持・管理,コミュニティの運営に携わる。コー
プ住宅は,居住者が組合の形成を通じて共同で経営するものであり,その互助
関係を基礎に成立するところに独自性がある」。

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