子供部屋に鍵を付けるか否か

・子供部屋に鍵をつけるのは問題もうひとつ、子供部屋の構造についてしばしばいわれることに、鍵を与えるかどうか、ということがあります。子供のプライバシーということで、鍵を与えてもよいのではないか、という意見もあるかもしれません。我が国の子供部屋の場合、鍵はあまりついていないようです。筆者の調査でも他の調査でも、それは一割に満たない数字です。しかしその影響はあまり良いとはいえないようです。というのは先の閉じこもりの調査でみると、鍵のついている部屋をもつ学生では家族との団らんに参加する傾向が低いという結果がでているからです。たしかに、プライバシー確保ということでは子供は鍵を欲しがるかもしれません。←こちらでのサイトではいろいろな住宅情報を取り揃えております。しかし、プライバシーの維持は別の方法-親が子供の空間を尊重する-でも可能です。これと関連して我が国の場合、親が勝手に子供部屋に侵入したり、家族の物を置いたりして、子供の空間に侵入していることがありますが、むしろそちらの方が問題だと思われます。

次に個室を必要とする理由をみると、「読書」「趣味」「家族からの解放」などが多く、「一人で気がねなく何かをすることができる」ということを可能にする空間を求めていることがわかります。逆に個室がいらない理由としては、「居間が個室的」というような代替空間の存在と同時に「団らんが減る」「一人になりたくない」「家族と一緒がいい」というように「家族重視」の考え方が強いことがわかります。

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